相続税制の改正(基礎控除の引き下げ)
大田区蒲田の
司法書士・行政書士・FPの佐藤祐一です。
現在、相続税が課税されるのは、概ね、年間に亡くなる110万人ほどの内、4%程となっているが、
これを、6%台にしたいということで、
相続税の改正が検討されているようですが、
その核をなすのが、
基礎控除の引き下げであると思われます。
現在の基礎控除は、
もう、あまりにも有名な、
「5,000万円+1,000万円 × 法定相続人の数」
と言うもので、ほとんどの一般人の財産は、これの中に含まれてしまい、
相続税が課せられる人は、ほとんどいなくなってしまいます。
これを、引き下げようというのが、今回の改正で、
今、検討されているのは、
5,000万円を3,000万円台に、
そして、法定相続人の数と掛け合わせる1,000万円も減額をする
と言うものであるようです。
どちらにしろ、
まずは、
いろいろなことを検討しすぎて、
複雑にしてしまうことは可能な限り避けて欲しいですね。
それと、こういう、
つまりは、財産のある方に納めて頂く税金については、
今の国の債務の状況を考えたら、
6%台と言わずに、
もう少し多くの方に納めて頂いてもいいのではないかとも思うのですが。
まぁ、いろいろと事情もあると思いますので、
私自身の勝手な感想と言うことで。
佐藤でした。
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