所長ブログ - 20101125のエントリ
お疲れ様です。
大田区蒲田の
司法書士・行政書士・FPの佐藤祐一です。
不動産の詐欺事件が発生しているようです。
犯人グループは、売主等になりすまし、
偽造の権利証や免許証等を用意して、
取引に臨んでいるようです。
横須賀の司法書士の先生は、
権利証等の偽造に気づき、
取引が成立するのを防ぐことができたようですが、
同一グループの犯行と思われる別の取引で、
東京の司法書士の先生は、
権利証等の偽造に気付かず取引を成立させてしまったようです。
横須賀の先生の場合は、事前にファックスでもらった権利証をみて、
なんとなく違和感を感じ、
そこからいろいろ調査していくうちに、
偽造だということが判明したようです。
取引における事前の準備がいかに大切かということですね。
また、日頃から行っている業務の経験からくる違和感というものもまた、非常に大切だということですね。
ただ、当日、取引の場で初めて権利証を確認するというケースも非常に多いものです。
取引の場で初めて権利証をみて、
違和感を感じることができるか。
そして、違和感を感じたとしたらそれに冷静に対処できるか。
どちらにしろ、
自分に置き換えたことを想像するだけでもとても恐ろしいです。
東京の司法書士の先生は、
買主より損害賠償請求されてしまうのでしょうか。
犯人グループは、まだ捕まっていないようです。
早い解決を願うばかりです。
佐藤